最終更新日 2022-03-13
自宅の駐車場に見知らぬ車が停まっていると意外と焦るものです(汗)
タイトルをご覧いただければお分かりかと思いますが、先日自宅の駐車場に見知らぬ車が停まっているという事件が発生しました。
そのような出来事があった、という話は耳にしたことがありますが、実際に自分の身に起きると案外焦るものでした(笑)
二度見とかではなく、もはや凝視ですし、状況を飲み込むまで数分かかりましたね。
そこで各所で既出ではありますが、今回私が取った対応をご紹介できればと思います。
まずは管理会社に電話してみた
まずはこのようなケースでどのように対応すべきなのかというのをWeb上で調べてみました。
調べてみると案外似たようなことが起きたときの体験談を上げていらっしゃる方が多くて、心強かったです。
そこで調べたことを踏まえ、まずは物件と駐車場の管理会社に電話をしてみました。
ただ、その日は日曜日だったこともあり、管理会社はお休み…
電話は繋がらず、次の手段を検討することとなりました。
警察へ通報
引き続きWeb上の情報を調べてみると、管理会社との連絡がつかない場合は警察に連絡をするという手段が候補として上がっていました。
ちょっと大事になりすぎるかなと思い、最初はかけられずじまいだったのですが、15分くらい経っても戻る様子が見られないことから、意を決して電話をすることとしました。
どうやら警察署への連絡は「110」で問題ないということでしたので、そちらへ連絡。
電話を掛けるとすぐに「事件ですか?事故ですか?」と聞かれましたので、「駐車場に他人の車が停まっているようで…」と伝えると、色々お伺いモードになりました。
車種、ボディの色、ナンバーを伝え、通報者である私の氏名と現場となる駐車場の場所を伝えると、近くの警察署に繋いでくれました。
5分〜10分すると、自転車で警察官の方が来てくださって、私の身分確認と状況の説明(駐車場の契約者や駐車している車に見覚えがあるかなど)を行い、
停まっている車のナンバーなどから登録者の連絡先を調査してくれるということになりました。
ただ、必ずしも連絡先がわかるものではないようで、今回は連絡先がわからず、すぐに解決ということにはなりませんでした。
近所へマイクでアナウンス
連絡先がわからなかったことで、電話等で車の移動を依頼することが出来ないため、次の手として周辺にマイクでアナウンスをしていただく形となりました。
ちょうど状況説明が終わったくらいのタイミングでパトカーも到着したので、パトカーのマイクで駐車場から近所の方へ呼びかけを行っていただきました。
ただ、正直室内にいる人には聞こえないよな。というような音量でしたので正直期待薄でしたね(苦笑)
ぶっちゃけ警察の方としてもできる対応はしてみます感だったかと思います。
案の定、マイクでアナウンス作戦は実を結ばず。
諦めムードが漂い始めます。
張り紙を車に設置
警察の方としても、マイクでの呼びかけにも応じてもらえないとなると、張り紙とかしか出来ないですね〜というようなことのようで、万事休すというような状況に近づいておりました。
そのため張り紙をしておきましょうという話になったわけですが、その日は生憎の雨…
張り紙をしようとしてくれたのですが、雨に打たれた張り紙の状況を見て、
「紙が車に張り付いて苦情になる可能性がある」という判断になり、張り紙すらも挟めないという状況になってしまいました…
周辺を移動しながらマイクでアナウンス
警察の方もこれ以上の対応は難しいというような顔をしており、
「最悪今日停められる場所を別で探してもらう他ない」というような話まで飛び出す段階となっていました。
近所に車を停められるところなんて東京にはそんなにないし、あっても時間貸しだし、そもそも駐車場ここだし、という理不尽だな〜というような感情を抱きつつ、最悪のパターンを想定していました。
見かねた警察の方が、「最後に周辺移動しながらアナウンスしてみますね」と言っていただき、パトカーに乗って周辺に向けてマイクで案内という最終対応に挑んでいただきました。
結論としてはこれも功を奏さず、駐車していた方には届かなかったのですが、幸いにも用事を済ませた運転手の方が駐車場に戻ってきて、明らかに停まり方がおかしい私の車を見て気付いたのか、申し訳無さそうに車内の私に視線を送っておりました。笑
駐車されていた方の身分照会
警察の方はパトカーでアナウンスをしていたタイミングで戻ってきたので、1対1で会話をすることに。
話してみると、どうも停める場所を間違ってしまったようです。
(うちの駐車場は月極と時間貸しが併設しているので、わかりづらいっちゃわかりづらい)
月極で契約している人間からしたらいい迷惑ではあったのですが、しっかり謝罪もいただき、ちゃんとしている方でしたので、何事もなく穏便に済みました。
一応運転者の方には、警察に連絡してしまった旨を伝えて、どうしようか?という話になったのですが、私も車さえどかしてもらえればいいやと思っていたので、
「出てっちゃっていいんじゃないですかね?」とか言っていたところに、パトカーが戻ってきました。
戻ってきたパトカーは車が少し移動しているのを見て察したようで、運転者の方と警察官の会話になり、運転者の方の身分証など照会していたようでした。
危うく警察の方に確認して貰う前に返してしまうところでしたが、おそらく手続き的なものもあるかと思いますので、一旦警察の方が戻られるまで待っていただくのがベターだったかもしれません。
まとめ
情報としては頭にあったものの、いざ自分にその場面が訪れると案外冷静さを欠いてしまうんだな、というのは身に沁みました。
今回の私のケースは悪意のあるものではなかったですが、仮に悪意を持って駐車をされていたとしても、警察の方で対応できる事項は意外と少ないんだなというのを感じました。
・連絡先がわかれば電話等で連絡 ・パトカーのマイクでアナウンス ・張り紙で移動を案内
この3つの対応でダメで、もし長時間駐車した人が戻ってこないというような事があった場合、
自分でどこか駐車できるところを探さないと行けないなど、月極の契約者は泣き寝入りになってしまうようです…
前述の通り、東京都内だと無料で車を停められる場所なんてそうそうあるもんじゃないので、
最悪、ムダなコストを払ってまで待たなければ行けないということも想定されたかと思うと、ゾッとするし相当苛ついたでしょうね(苦笑)
被害を受けた側として、対策というのもなかなか難しいのですが、
もしこのようなケースが続くようであれば、カラーコーンを駐車場に設置して他人の車の駐車を防ぐなども本格的に検討しなければいけないんだろうな、と思っています…
もし同じような状況に出くわした場合は、私の経験談を参考にしていただきつつ、
皆さんも間違い駐車をしないように注意しましょう、というお話でした。
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